
朝目が覚め、ちょっとネットをチェックしていたら「AirPods Pro」のワードが目に飛び込んできた。公式サイトを覗くと、予想にあったような「AirPods Pro」があった。
期待されていたカラーバリエーションは白のみということだが、デザインを始め今までとは一新されていた。
写真=www.apple.com/jp
新しい機能など
ノイズキャンセリング

ついにAirPodsもノイズキャンセリング機能を搭載した。「アクティブノイズキャンセリング」ということで逆の音を出して外音を打ち消すというものだ。
そして、いつも通りの形ではなくAirPodsもついにインナーイヤー型のイヤホンとなった。これによりより外れにくく、音も聴きやすくなったのではと思う。
イヤーピースはスモール、ミディアム、ラージと3種類あり様々な人にマッチすると思われる。
これはAirPodsがインナーイヤー型じゃないから…と言っていた人も買わざるを得ないのでは?
外部音取り込みモード

逆の音を出してノイズキャンセリングにしているので、外部の音を取り込むことも可能だ。簡単な操作でできるので、電車などに載っている時なども安心だと思う。(ジェスチャーについては後ほど。)
普通のAirPodsと同じような外音を聞くことができるので、良いところだと感じた。
ジェスチャー
上でも少し触れたが、ジェスチャーが全機種から変わった。
まず、1回押すと一時停止などのジェスチャー、2回押すと次の曲、3回押すと前の曲と言った感じ。そして外部音取り込みモードにするには、軸部分にある感圧センサーを長押しする。今回は軸部分に操作のセンサーが移った。
けれど期待されていたスワイプで音量調節などのジェスチャーは追加されず、あくまで前機種でできるジェスチャーに外部音取り込みモードが追加されただけ、という感じ。
音質はどうなのか?

僕は一度も触っていないのでなんとも言えないが、専用のスピーカードライバを入れて低音をしっかり聞けるようになったということで少しは上がったのではないかと感じている。
ハイダイナミックレンジアンプがクリアなサウンドを生み出し、さらにバッテリーの駆動時間を長くしているということで期待できると思う。
バッテリー
次は気になるバッテリー。
連続再生時間は24時間以上、18時間以上の連続通話が可能。単体では最大4.5時間の再生時間ということだった。
でも前の機種よりは伸びていることは連続再生時間でわかる。今でも全然困っていないけれどもっと伸びるのであればありがたい。
ケースの形が変更。

今まで縦長だったケースはどちらかというと横長なデザインになった。そしてAirPods本体を収納する向きが今までとは逆で、耳にはめる側を内側にして収納するようになった。
今まで通りワイヤレス充電にも対応し、ポートはやはりLightning。良い加減AirPodsくらいUSB-Cで良いのに。
とりあえず目だった機能や新しいアップデートとしてはこんな感じだと思う。今までよりも機能は増え、「Pro」の名にふさわしいイヤホンになりそうだ。
で、気になるAirPods Proの値段は日本円で¥27,800 (税別)から。発売は2019年10月30日ということだった。この記事を書いているのが10月29日なので明日だ。
まとめ

というわけで今日は予想されていたけれどなかなか出ていなかった「AirPods Pro」についての記事を書いてみた。
ノイズキャンセリング機能はとても大きなアップデートで、かなりこれから人気が出てくるのではと思うような新製品だと感じている。
もともと人気の高いAirPodsなのでどうなるのかが楽しみだ。前までのAirPodsもラインナップに残り、Proはハイエンドモデルという位置付けになるとのことだったものの、やはりAirPods Proが一番気になるところだ。
他のAirPodsの記事を読む

でもイベント無しのプレスリリースだったなあ。

“Apple、ノイズキャンセリング機能搭載AirPods「AirPods Pro」を発表!” への3件のフィードバック